Windows 11 で Clash Verge Rev のログパネルを使って接続タイムアウトを切り分ける実測ステップ(2026)
Windows 11でClash Verge Revを回せるのにページが途中で固まったりごく一部の SaaS だけ異常終了するときログと接続一覧があると調査対象がDNS か TLS か遠方ノード経路かへ折りたためます。クリーンインストールは扱わず別稿の初回セットアップと役割を分ける記事です。
どの記事と一緒に読むべきか
TUN とシステムプロキシの選び方・管理者承認・初回インポートまで含む道順はClash Verge Rev を Windows 11 で最初に動かす手順側にあります。Mihomo共通の語彙はClash チュートリアルを横に開いて確認してください。
本記事ではRULE が既にある程度効いている状態でログパネルをどう視るかのみに寄せます。META / Mihomo を跨ぐ GUIのラベル名はリリースごとに揺れるため名前ではなく運用順序・バッファの扱いを覚えてください。
タイムアウトにも階層がある
体感はすべて「読み込めない」のに内部では異なります。
- DNS 側:名前解決の往復ログが先に赤字/リトライ地獄になりfake-ipとアプリ解釈が食い違う。
- TLS:TCP が立った後に証明書や ALPN の往復だけが伸び DPI 環境でも起きやすい。
- 上流ノード:POLICY とアウトバウンドまで確定したあと RST 連打や応答無しになり帯域と地理を疑うフェーズ。
- RULE:DIRECTや別グループへ送られログ上の名前と想像がずれる。カスタムルールでの追記検討に進む。
総論で DNS とトンネルの関係を押さえるならTUN モード解説を参照しつつログ行頭の並びだけ覚えると読み込み時間が縮みます。
ステップ1:復現ログを細くする
プライベートウィンドウ一つのタブだけ残し企業別 VPN と二重化している場合は競合側を終了します。復現試行の開始・終わりの時:分をメモし接続ビューを昇順へ固定しましょう。
UWP コンテナだけ異常になるときはログが静かになりがちなのでUWP とシステムプロキシの例外を先にチェックすると迷子になりません。
ステップ2:ログを一時だけ詳細へ
既定のwarningのみでは並び順が読めません。infoかdebugに数分だけ上げ空のウィンドウから再読み込みひと叩きログを収集終了後には必ずレベルを戻します。HDD とプライバシー双方に優しいので常時張り付けはしない方がよい運用です。
ステップ3:接続一覧と並べて読む
Connections/セッション一覧でホスト名・経過時間・転送カウンターが増えればトラフィックはカーネルに届いている証拠です。ゼロ行のまま固まっているならブラウザが独自 DNS over HTTPS で逃げているなど入口以前の問題を疑ってください。
ステップ4:単語よりフェーズ優先で切り替える
- ルート確定より前なら名前解決
- dial が始まってからだけ止まれば遠側回線または TLS
- dial udpが絡む通話類は別軸になりDiscord と UDP 例外の記事へ
注意:proxy-groups の url-test が指定するテスト URI が遮断されていても UI だけ激しくタイムアウトすることがあります。本当の業務サイトのログ線と見比べないと過剰にノード変更してしまう罠になります。
ステップ5:RULE/GLOBAL/DIRECT で実験
DIRECTだけ速いなら規則送りまたは DNS の食い違い。GLOBALで安定するとルール順序問題の優先検証になります。RULE に戻すのは恒久運用であり実験に留めましょう。
ステップ6:外部要因リスト
BIOS と逆に効くようなシステム時刻ズレやIPv6 だけ別ルートもタイムアウトに効きます。購読更新の枯渇は購読 FAQ側の共通節です。
Mihomo 組み合わせのみで異常となる場合 sniff 系機能で一部ドメインが崩れるのでMeta sniff と例外の思考実験を挟み込み無闇無効化は避けます。
短い質問だけ
ログが流れすぎる
ドメインフィルターと自動スクロール停止を活用し ±20 行をテキストで共有してください画像より再現順序が伝わります。
DNS と疑いたいとき
失敗イベント周辺の resolve を拾いブラウザの DoH だけ別設定なら無効試験してください。
なにも増えない
Mihomo へ流れ込んでいるかポートとシステムプロキシ状態を確認しセットアップ記事まで戻る判断も必要です。
締め
ログと接続があるとユーザーは単語暗記より並び順を語れるようになります。Open Clash 系は GUI で観察しつつコードで微調整もできるので保守派と実験派の両方に刺さります。
スイッチだけの伝統 VPN クライアントはドメイン別の失敗系列をユーザーにほとんど見せないため問題が複合してもログで切れないときにしか手段がなくひたすら国を順番に替えるだけになりがちです。Mihomo ベース製品はここまで観察深くもありますのでルーター転用とも相性良好です。Clash をダウンロードするページで最新チャネルを確認しノードだけを総入れ替えする前に本稿のワークフローを一度回しましょう。