2026:Clash で Midjourney を安定利用——ウェブと CDN ドメインの分流・実測手順
Midjourneyは生成画像分野で引き続き高い検索需要を持つサービスですが、公式ウェブ、アカウント、サブスクリプション、そして静的配信用の別ドメイン(CDN や決済基盤)が切り分けて現れやすい典型です。Clash(多くの場合 Clash Meta/Mihomo コア)で分流ルールが midjourney.com 本体だけ、あるいは DNS(fake-ip/DoH)と噛み合っていないと、「ランディングは開くのにサムネが白いまま」「課金画面だけ ERR_CONNECTION」といった部分的成功に見えがちです。本稿は ChatGPT/OpenAI や OpenAI Sora、Hugging Face 向け記事とはドメイン集合を分離し、画像系ホットスポットの観点でDOMAIN 束ね、RULE-SET との併用、ログに基づく実測手順を日本語で整理します。エッジは更新し得るため、以下の例は出発点とし、自分の環境の接続ログを正にしてください。正規利用・契約・職場ポリシーは最優先です。
症状の型:ウェブ枠・画像・課金を分けて観察する
まず、ブラウザの開発者ツール(ネットワーク)とコアの接続ログの両方で失敗しているホスト名を分類します。(1) www.midjourney.com や midjourney.com 自体は 200 だが、画像・フォント・JSが別 FQDN のまま DIRECT かつ不安定、あるいは国内キャッシュの期待とズレる、(2) 課金・プラン管理の画面だけ、Stripe 等の外部決済ドメインがブロック表現になる、(3) 過去の Discord 連携フローが残っている環境で discord.com 系だけ別扱いになる、のように層が違います。ここを混ぜると、ルールを足すほど挙動が読みづらくなります。用語の骨格は チュートリアル、行の積み方は カスタムルール と併読すると戸惑いが減ります。
他サービスとの比較例として、動画生成のドメイン群は Sora 向け記事、オープンウェイトの集約点は Hugging Face 向け記事を参照ください。Midjourney 固有の FQDN をここに持ち込まないのが、記事同士の棲み分けになります。
分流の土台:proxy-group に「Midjourney 用」を切る
購読テンプレ付属の PROXY 指しっぱなしより、MJProxy のように用途名の select または url-testを用意し、rules からは常にその名前を指すのが追いやすいです。画像配信にレイテンシと帯域が直撃する場面は多いので、まずは同一地域で TLS が安定した出口に揃え、証明書エラー率を見ます。遅延よりも「途中で切れない」ことを優先し、url-test の interval や tolerance は鷹揚めに始めるのが安全です。グループ定義の型は proxy-groups ガイド を参照してください。
rules 内のポリシー名と、YAML 上部の proxy-groups の綴りが一致しているかを最初に確認します。一文字のズレで「ルールを足したのに通らない」症状になりがちです。
ドメインと CDN:出発点の例(必ずログで裏取り)
製品面では、ランディングとアプリ的な導線の中心に midjourney.com/www.midjourney.com が現れやすい一方、アセット用の別ホスト、計測・A/B 用の サブドメイン、画像の縮小表示用 CDN が img 系や汎用 CDN 名の下に乗ることがあります。ここを1 行も拾えていないと、HTML は返ってきてもメディアだけ欠けるパターンになります。まとめ方として (A) ログに出た FQDN を DOMAIN で列挙する丁寧運用と、(B) 影響範囲を理解した上での DOMAIN-SUFFIX のいずれか。将来の安全性を重視するなら (A) です。コミュニティ配布の RULE-SET に geolocation-!cn 系の広い集合を併用する場合、Midjourney 向けの明示ルールを上段に置き、意図した出口に先に当てるのが定石です。順序の考え方は カスタムルール記事のとおりです。
rules:
# Examples only — replace MJProxy; add hosts from your connection logs
- DOMAIN-SUFFIX,midjourney.com,MJProxy
- DOMAIN-SUFFIX,www.midjourney.com,MJProxy
# Optional: if logs show a dedicated image host, list it explicitly first
# - DOMAIN,cdn.example-cdn.com,MJProxy
# Payment stack often comes from a different eTLD+1 — do not copy blindly
# - DOMAIN-SUFFIX,stripe.com,MJProxy
上記 stripe.com 行は判断の例であり、自環境のネットワークタブに課金 iframe の実 FQDNが出るかを確認してからにしてください。不要な範囲を広いサフィックスで一括すると、他サービスまで同じ出口に乗る副作用が出ることがあります。
DNS 設定:fake-ip、redir-host、DoH の三点を一つずつ
ルール列が揃っていても、名前解決の経路が期待と違うと、タイムアウトや正しくない仮想 IP に見えます。Clash/Mihomo では dns ブロックの fake-ip/redir-host 選択、DoH エンドポイント、nameserver-policy による TLD 別上書きが挙動に直結します。比較試験では、ブラウザ側の「セキュリティ保護付き DNS」と OS の解決、Clash 側の DNS を一時的に片側ずつ切って差分を取る方法も有効です。WSL2 やコンテナ併用時は、ホスト名解決の窓口が分岐する点に注意し、必要なら TUN モードでトラフィックをコア側に寄せる方針を検討します。
Windows ストア系アプリとシステムプロキシの食い違いは Windows 11 UWP と Clashも参照ください。
ノードの選び方:画像と課金で要件が分岐する
同一ラベル付きの出口でも、帯域の頭打ち、UDP の扱い、IPv6 の有無で体験が変わります。Midjourney では、大量の小さなリクエストと大きな画像が混ざりやすいため、レイテンシだけでなく下り速度の安定を重視し、url-test の測定 URL を実在の https 疎通に近いものへ寄せるとよい場合があります。ストリーミング用途の記事 Netflix 向け記事の「ノード品質の見方」は、メディア全般の観点として参照できます。用途が違う点は、Midjourney は地域ロックの話より CDN の取りこぼしが主戦場であることです。VPN 全振りかつ国内まで迂回する違いは Clash と VPN の比較に整理があります。
実測手順:Rule モードのログを正に育てる
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1
ベースライン:Direct または一時的に Clash 停止
同一端末でトップの表示、画像の読み込み、未ログイン時の導線まで、開発者ツールに失敗行のホストをメモします。再現性があるかを先に切り分け、ルール前にネットワークそのものの問題を除外します。
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2
Rule に戻し、同じ操作でコアのログを読む
各リクエストについて宛先 FQDN、採用されたポリシー名、失敗理由(
timeout、TLSなど)を突き合わせます。リストに無い新しいホストが出たら、次に追加する候補です。 -
3
DOMAIN/DOMAIN-SUFFIX を上段に一つずつ足す
一度に大きく変えると、何が効いたかが追えません。意図と違う下位ルールに飲まれているときは、より具体的な行を上へ移動し、RULE-SET より前に来る位置を意識します。
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4
課金だけ失敗なら、iframe のドメインを切り出す
決済プロバイダはサービス本体とeTLD+1が異なることが普通です。ネットワークタブで 最終的に使われている FQDN だけをルール化し、必要ならそのホスト専用の行を一時的に上に置きます。
この反復を繰り返すことで、検索に出る固定リストより自前の「生きた」ルールが育ちます。テキスト系生成の ChatGPT 向けと、動画帯域の Sora 向けのどちらとも対象は異なり、設定のコピペは原則しません。
よくある質問
DOMAIN-SUFFIX,midjourney.com だけで足りない
多くの場合、本文 HTML と画像・課金が別ホストです。ブラウザのネットワークログに出る 失敗 FQDNをそのまま DOMAIN ルールの上段に積みます。
RULE-SET を入れると挙動が逆に乱れる
広範な集合は下位の既定に流しやすいです。用途別の明示ルールを上段に置き、衝突を避けます。更新頻度の高い RULE-SET ほど、自身の手書き行との順序差分に注意してください。
一般の「AI 画像アプリ紹介」との違いは?
本稿は Midjourney 向けの FQDN 観点と Clash の DOMAIN/DNS ログ手順に特化した記事です。市場概説やモデル比較だけの啓蒙記事とは目的が異なります。
まとめ
Midjourneyのように、ランディングと大きな画像配信と課金が層状に分かれやすい体験では、分流ルールを用途別に整理し、DNS と Rule ログの段階実測、必要なら RULE-SET との併用順序まで含めて揃えると、「一部だけ壊れている」症状に立ち戻りやすくなります。出発点の例は常に暫定であり、自分の接続ログを正に育てることが長期運用の鍵です。オープン科学系の導線は Hugging Face 向け記事、動画帯域は Sora 向け記事の整理とも役割が異なります。
クライアント導入は 本サイトのダウンロードページを主入口にすると、以降の手順追跡が簡素です。ソースは GitHub でも利用できますが、パッケージ取得の主経路は本站に揃えるのが一貫します。基礎を固めたい場合は カスタムルール完全ガイド も併用ください。用途に応じた出口切り替えをルールで表現しやすい点では、端末を常時フルトンネルにする従来型 VPN より、Clash 系の運用がすっきり追いやすい場面が多いです。